この春行われるセンバツ高校野球で、和歌山県から耐久高校と田辺高校の2校が選ばれました。
私は高校野球を観るのが好きなのとある思いがあってこちらの記事を書いてみたいと思います。
【事務所お知らせ】和歌山県は高校野球熱がすごい
私が住む和歌山県は、甲子園常連の智辯学園和歌山高校(以下、智辯和歌山高校)や市立和歌山高校・和歌山東高校など高校野球が強い学校があります。
そのため、夏の大会に限らず春のセンバツの時期でもテレビにかじりついて観る方が多い気がします。
NHKのほかABCでもTV中継されたり、たまにテレビ和歌山でも放送されたりもするので見る機会も多いと思います。
今回、智辯和歌山など強豪校を倒して近畿大会ベスト4に進出したのは湯浅町にある県立耐久高校。
そして、21世紀枠で選出された県立田辺高校。
公立の学校が2校も選ばれるのは快挙だと言っていいでしょう。
高校受験の苦い思い出
私が進学した地元高校より、耐久高校や田辺高校はどちらも偏差値は上です。
特に田辺高校は、県の南部地域で「難関大学に進学したければこの学校を選べ」というくらいの進学校です。
私は中学の頃田辺市にある塾に通っていました。
塾の仲間はみな田辺高校に進学します。ただし普通科ではなく自然科学科という選抜クラスでしたが。
友達からは「田辺高校に一緒に入ろう」と声をかけてくれましたが、自然科学科という名前から理科と英語に特化した学科だったんですね。
英語は好きでしたが理科に興味がなかったことと、当時友人が多いとテストの点数で比較されたりすると嫌だなと思っていたので進学をあきらめました。
推薦もしていただける予定でしたがお断りをすることに。
当時は智辯和歌山高校の国際科を受験する予定で準備をしていましたが受験に失敗。
田辺高校の自然科学科を一般入試で受験するかどうか迷いましたが、もし落ちたら嫌だなと思ったので諦めました。
もし田辺高校に進学していたら今どうなっていただろうなと。
友人と一緒に勉強に励んで中央大学よりもさらに上位の学校には入れていたかもしれません。
一方で、成績が悪くなって中央大学にすら進学できていなかったかもしれません。
当時の田辺高校野球部はかなり弱かった記憶があります。
進学校というイメージしかありませんでした。
また、耐久高校は私が通っていた高校より少しランクが上でした。
当時耐久高校には普通科のほか国際科がありましたので国際科への進学を検討していたことがあります。
和歌山県立の高校入試は学区制が敷かれていまして、普通科に進学する場合は学区外の学校を受験できない制度が当時ありました。
しかし、自然科学科や国際科などの特殊学科は学区に関係なく進学することができました。
耐久高校は最寄り駅から比較的近いんですね。
私が通っていた高校や田辺高校は駅から離れていますので利便性を考えたら耐久高校だったのかなと。
耐久高校野球部も当時は強くなかったですね。
指導者の人事異動
和歌山県における野球人口はほかの県に比べてまだ多いほうだと思います。
選手として有望な子は大阪桐蔭高校や智辯和歌山高校などに引き抜かれていくこともありますが有望な選手がたくさん育つ環境があるのかなと。
それは指導者の県立高校内での人事異動があるからだと思います。
指導者が変わったことで県大会ベスト4進出など考えらないくらい強くなる高校も出てきています。
智辯和歌山高校は野球部枠がありますので、優秀な選手だけどもれてしまった子は地元の高校に進学したりします。
その時やっぱり指導者がいいとそこに優秀な選手が集まってくるんですね。
おそらく耐久高校や田辺高校にはいい指導者がいるのかもしれませんね。
以前のように「智辯和歌山1強」ということはありません。
むしろ、ほかの学校の台頭により和歌山県の高校野球全体のレベルが上がってきているように感じます。
まとめ
あまり野球には詳しくないのですが、さすがにこのニュースは触れざるを得なかったので記事にしてみました。
久しぶりに甲子園行きたいな~なんて思ったりしています。
では。