労務・年金

年金事務所・労基署調査

外注費を給与と判定された場合の税金・労務リスク

今回は一人親方に外注として仕事を依頼している会社や事業所の話を書いてみます。一人親方の働き方が「雇用ではないか」と指摘を受けることがあります。その場合の税金と労務のリスクについてまとめてみたいと思います。
労務・年金

公的年金等の扶養親族等申告書「扶養親族等」の注意点~特定親族特別控除の範囲

前回、扶養親族等申告書の控除対象となる配偶者について書いてみましたが、今回は扶養親族等について書いてみたいと思います。令和8年分から公的年金についても扶養親族等について改正が行われており、その内容を反映することになっています。
労務・年金

仕事が途切れたときに建設現場に入っている一人親方の取り扱い

一人親方として通常独立して請負で働いていても、仕事がないときに短期間他の作業員と同じように雇われて建設現場に従事していることがあります。その場合、社会保険や税金の取り扱いはどうなっているのかをまとめてみたいと思います。
労務・年金

公的年金等の扶養親族等申告書「控除対象となる配偶者」の注意点

公的年金のうち老齢年金を一定金額以上受け取っていますと所得税が天引き(源泉徴収)されます。その所得税を計算する際に、扶養親族等申告書の内容を反映させることにより所得税を減らす効果があります。
事務所運営

生成AIを使って調べてきた方の相談対応

最近年金相談でお客様がAIを使って事前に調べてきたことを確認されるケースがかなり増えています。今後、税務相談でも同様のケースが増えてきそうです。
年金相談

扶養親族等申告書の記入で迷うところ

令和8年分の扶養親族等申告書の配布が始まっています。この扶養親族等申告書ですが、書き方を見ても正直記入は難しく感じます。迷うところをピックアップしてお伝えしたいと思います。
年金相談

年金をもらうために必要な加入期間と年金額を把握しておく

個人事業主・フリーランスの方で、「将来年金なんて受け取れないから年金保険料なんて払わなくてもいい」と考えておられる方も少なくありません。ただ、老後の生活費の足しにするためには公的年金を受け取ることは考えておいたほうがいいでしょう。
年金相談

在職老齢年金と老齢厚生年金の繰下げとの関係

働き続けている社長や役員の方が、役員報酬をもらいながら厚生年金を受け取る場合には一定金額を越えますと厚生年金の支給が停止されることがあります。高報酬の社長や役員で年金をもらえないのであれば「退職時まで繰下げておいて年金を増やせばいい」と考える方がいらっしゃいます。しかし、数年後愕然とされる方が多いので今回はそんな記事を書いてみたいと思います。
年金相談

令和8年分扶養親族等申告書を提出する前に押さえておきたいこと

9月以降になると、来年令和8年分の「公的年金等の扶養親族等申告書」が日本年金機構から送付(電子の方は案内)されてきます。この書類を日本年金機構に提出する前に押さえておきたいことをまとめてみたいと思います。
年金相談

「一人親方です。収入があったら年金減らされるって聞いたけどほんと?」という質問

年金相談をしていますと、同業者や親族等から聞いた話として正しいのかどうかの確認にお越しになる方が多いです。先日このような質問がありました。*実際の事例とは若干異なります。