「これ間違ったかも…」の予感はだいたい的中する

人と話していて相談を持ち掛けられることがあります。

答えたあとで「これ間違ったかもしれない…」と思った場合。

その予感ってだいたいあたっていませんか?

その場で訂正する機会がなく後日困ることがあります。

年金相談でのミス

年金事務所や街角の年金相談センターで年金相談に週1日のペースで入っています。

そのため年金事務所は月2日、街角の年金相談センターは月2日と交互です。

年金相談では、その場で伝え忘れたり間違ったことを言ってしまうことがあります。

その場で訂正をさせていただくことはできるのですが、終わった後で「これ間違ったかも…」と気づくことがあります。

その場合、連絡を取れる状況であれば連絡をさせていただけるのですが多くの場合相談終了後の電車の中で思い出すことが多いです。

間違っていたかもしれないという予感があるとだいたい間違っているというご指摘を受けることがあります。

モヤモヤが現実に変わる瞬間です。

書類への記入漏れなどは後で気づきます。

そして次の年金相談へ行ったときに指摘を受けて、やっぱりミスしていたかとなるのです。

【事務所お知らせ】  

傷口を広げたくないが…

年金相談の場合、次に同じ現場に入るのは2週間後ですので気が付いてもすぐに訂正をしてお客様に謝罪することができません。

また税務申告もそうです。

改めて検討したけど間違っているかもしれない、と思うことありませんか??

私の場合は危険信号なのですぐに見直します。

期限ギリギリで申告書の提出をしないのは、あってはならないですけどもし訂正があった時にお客様にお伝えできる期間を設けたいからです。

間違いの可能性に気づいた時期が申告期限の過ぎた後だったらどうでしょうか?

もし放っておいたら傷口がどんどん広がっていってしまいます。

お客様にすぐに謝罪したほうが後々楽になるのかなと思います。

その場ではめちゃくちゃ怒られるかもしれませんけどね。

違和感・予感は信じてもいい

税理士・社労士業をしていると、相談を受けることがあります。

その場で答えたけど後で見返してみたら間違っていることに気づくこともあります。

違和感や予感はほぼ的中します。

曖昧に答えて後で確認したらだいたい間違ったことを言っていたりするものです。

その場合すぐ連絡できる環境ならいいんですけどそうとは限りません。

まあ多くの場合は連絡先が分かっていることが多いですのでこちらから謝罪したり再度お調べしてから回答するように心がけています。

人間だれしも間違ったことをつい話してしまう・勘違いってあると思うんです。

それを後で気づけて訂正できるかどうか。

もしそのまま気づかなかった場合は大きなミスにつながります。

その瞬間の違和感・予感は大事にしています。

税理士責任賠償保険の事故事例を見て

なぜこの記事を書いたのかですが、先日税理士責任賠償保険の事故事例を研修で受講していたからです。

間違いに気づいたのが遅くて取り返しのつかない状況に陥っていた事例が多かったのです。

例えば、

  • 提出していたと思っていた届出書や申請書が提出されていなかったのに税務署からの連絡が来て初めて気がついた。
  • 税理士変更時に今の税理士からの指摘で間違いに気がついた。
  • お客様からの指摘で間違いに気がついた

など。

もちろんこの間違いにすら気づかなかったということもあり得るとは思いますが、ひょっとしたらそのときに違和感や予感があったかもしれないなと。

違和感・予感があったその時点で確認をしていたら事故にならなかったかもしれません。

その違和感・予感に気づけるかどうか。

そのためには自己研鑽は欠かせないなと感じました。

間違いは誰だって起こるものですので傷口が広がらない時点で食い止めるためには情報をたくさん持っておくことも大事になるのかなと。

まとめ

「これ間違っているかも?」という違和感はだいたい的中します。

ただその場で訂正して謝罪する機会がなく申し訳ない気持ちになることもあります。

そういうときは自分でメモを残しておき今後同じミスを起こさないように心がけています。

自分が持つ違和感・予感は大事にしていきたいですね。

では。

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