通勤時間のない喜びを

前職の税務署では数年に一度必ず人事異動により勤務先が変わっていました。

通勤経路も大きく変わり通勤時間も長くなったり短くなったりします。

この通勤時間、私は短くても嫌いでした。

今の家業は自宅兼事務所ですので通勤時間はなく本当に助かっています。

通勤の電車が苦痛

以前住んでいたところは、急行や準急が停まる駅でした。

急行や準急はすごく混雑していて座れることなどまずありません。

つり革もつかめるかどうかの状況でしたし、人に密着して不快でした。

酸素も薄く感じまして、意識が遠のくこともしばしば。。

ただ目的駅まで15分で着いてしまうので、我慢すればなんとかなるかなと。

その反面、各駅停車はすいており、座ることはできないもののつり革はつかめますしドア付近に陣取ることもできました。

一駅ごとにドアがあくので換気もされますし、人との接触もなくまあましかなと思っていました。

ただ、問題がありまして、とにかく各駅停車は時間がかかるのです。

急行や準急で15分で着くところ、各駅停車ですと急行や準急の通過待ちがあるため倍の30分かかってしまうのです。

その間立っているのは、すいているとはいえ疲れます。

まだ着かないのかと逆にイライラしてしまう自分がいました。

そこで、いくつか考えて実践してみたことがあります。

①急行や準急に乗り勤務先付近で休憩
→混雑は我慢。疲れるが休憩時間があるため落ち着いて出勤できる。

②各駅停車で休憩しつつ勤務先へ
→時間がかかりすぎる。何かしていないと。

そう、②だと電車の中で本を読んだり勉強したりする時間ができるではないかと思って、雑誌や税理士やTOEICの勉強をしてみましたが、

何かを見ていると気持ち悪くなるのです。

もともと朝が弱い私。眠いのもあるのですが、とにかく吐き気がするのです。

時間がかかるのとこの気持ち悪さに耐えきれず、②より①を選択しました。

混雑時にはなかなか本を開くこともできませんが、すぐ着きますし勤務先に早く着くことでカフェや職場で本を読むことができます。

でも、それでも通勤電車は苦痛でした。

通勤時間の有効活用って?

通勤時間でただボーっとしたり寝てるのはもったいない、本を読んだり勉強したりしましょう!などと、有効活用を謳うネット情報を見て実践してみましたが、

結局、自分にはできない、と思ってしまいました。

朝早い通勤電車に乗ればすいているので活用できる、と言われますが、私の最寄り駅は6時でも立っている人がいましたし、

早く起きたところで、自分の体調がすぐれなくなるようでは意味がないのかなと。

朝から文字をじっくり読むことができないようです。

また、電車内は静かであることがまずありません。

イライラされている客同士がけんかしたり、いびきかいている人もいますし、学生の話声など。

何かやろうにも集中できないので頭に一切入ってこないのです。

私は通勤時間は立ったまま寝ているか、音楽を聴いているかという感じになりました。

私だけなのかもしれませんけど。。

通勤時間がもったいない

通勤時間で片道1時間から1時間半、往復だと3時間近く。

この時間があれば、生活や仕事の1つや2つ終わらすことができますよね。

わざわざ勤務先に行かずとも仕事ができる世の中になってきています。

特にこのコロナの影響で、通勤すること自体見直されていることもありますし。

ただ、税務署の職場は無理かなと思います。

まず、仕事を家に持ち帰ることができません。

守秘義務がありますし、書類をなくすと大問題です。

書類。税務署にある書類は電子化されていない紙書類ばかりなので、出勤しないことには仕事が一切できなくなるのです。

書類の審査や決裁にはハンコも必要です。

その点、税理士などの士業は、紙を減らすことも勤務先を新たに作らず自宅を事務所にすることもできるわけで、

空いた時間で、自己投資やブログ作成などに費やすことができますしね。

まとめ

ひとりで自由に仕事をしていくうえで、通勤時間をなくすというのもひとつかなと思っています。

自宅兼事務所で将来は独立することを考えていますが、このコロナによって無理して通勤する必要はないなとやっぱり思ってしまいました。

必ず出勤しなければならないというのは、苦痛でしかありません。

通勤時間がなく、ゆっくりと過ごせる喜びを毎日味わえるようになりたいものです。

では。

[事務所お知らせ]

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