選択肢で迷ったら直観を信じよう

先月末に、家業の仕事で必要になった資格試験を受験してきました。

第1次試験では選択肢の中から正しい・誤っているものを1つ選ぶという問題が出題されました。

問題の中にはよくわからない選択肢もあり迷ったりしますよね。

そんなときは直観を信じるようにして、一度決めてしまったら変更しないように心がけています。

やっぱりあった迷う問題

問題の中には、選択肢のすべてが知っているもの・判断ができるものも確かにあります。

選択肢を見ただけで明らかにこれが正解だと判断できるものもあれば、最後の2つまで絞れたけどどちらか判断できない場合も。

消去法で選ぶ場合もあります。

今回の試験でもすべての選択肢に目を通したうえで判断をしていったわけですが、やはり文章の意味がよく分からない・知らない知識が出題されていました。

試験時間が長かったのでじっくり考えることができましたが、そもそもいくら考えても答えが見つかりません。

だって、そもそもよく分からないのに考えてもなって。

4つの選択肢のうち4つとも判断できないという問題もありました(完全に勉強不足です…)。

すべての問題を解き終わり、時間が余ったので見直しをしましたが、再度確認をしていくとどうしても曖昧な選択肢は解答を変更したくなったりします。

変な理由をつけてしまって変えようと思うんですよね。

これはたぶんこういう意図があるけど、こっちが正しいと思うから変えよう。

選択肢「1」が3つ続くのはおかしいから変えよう。(これは一番やってはいけない…)

択一式試験が行われる資格試験を受験されたことのある方であればこのようなご経験をされたことがあるのではないでしょうか。

試験慣れしてくると「解答をいじる」のは危険だとわかってきた

私はこれまで国家試験を含めいろいろな試験を受験してきましたが、択一式試験が出題された資格試験は以下のようなものです。

  • 国税専門官採用試験(公務員試験)
  • 公認会計士短答式試験
  • 社会保険労務士試験
  • TOEIC

簿記検定や税理士試験は、選択肢を選ぶと問題はほぼ出題されず計算問題ですから記述式という分類に私はしています。

一番失敗し続けたのは公認会計士の短答式試験です。

同じように選択肢の中から正しいもの・誤っているものを選んでいくものですが、すべての選択肢が分かって「絶対これだ!」と判断できるものはそう多くなく。

消去法で仕方なくこれかなと判断したり、最後の2つまで絞れたけど…というものも。

そんなときは最初に仮で判断した選択肢から変更しないようにしたほうがいいなと感じました。

変更は危険ー。

そう、最初の直観を信じろということです。

再度読み直すと余計に不安になりますし、こっちかも?あっちかも?と迷ってしまうのも疲れてしまいます。

たいてい迷いに迷って決めた選択肢がことごとく不正解でした。私の場合は。

下手に解答を変更する=「いじる」よりは最初に決めたままで行ったほうがいいかなと。

公認会計士試験の時は、最後の最後まで迷って変更した選択肢がことごとく不正解となって不合格を経験しましたので、特にその印象が強く残っています。

社会保険労務士試験は1回目で合格できましたが、変更せずにそのままにしておけばもっと楽に合格できていたのになと思うこともあります。

国税専門官採用試験でも同じで、択一式試験に自信があったにもかかわらず合格点ギリギリでしたから。

ほかの問題で正解を出せば取り返せる

迷う問題はさっさと切って、ほかの問題で正解を出せば取り返せます。

100点満点を取る必要はなくて、合格点は70点前後くらいが多いのかなと思います。

出題数が40問だとしたら1問2.5点。

もし合格点が70点だとしたら28問正解すればよく、12問は間違えることができます。

迷った選択肢があって正解を導けなかったとしても、ほかの問題で確実に正解できればそれでOKなわけです。

もちろんほかの問題も曖昧なら厳しい状況になってしまいますけど、ある程度勉強してきていたら確実に判断できる問題は出題されてくると思います。

迷った問題は正直捨ててもいい。

正解だったらラッキーくらいの気持ちでいたほうがいいかなと。

なので、もし迷っていたら直観を信じて下手に変更せず、ほかの確実に取れそうな問題にシフトしていくことも大事じゃないかなと思います。

今回受験した資格は合格基準は60点だということで、40問出題でしたので合格点を取るためには24問の正解。16問は間違えられるわけです。

そう考えたら、迷っているのはもったいないです。

まとめ

正直、試験中は選択肢の文章を読めば読むほど迷ってきてしまうことはよくあります。

その時は最初の直観を信じて、違う問題にシフトしていきましょう。

私の場合はですけど、これで何とか乗り切ってきました。

迷っても答えが出てこないのならあきらめてもいいんじゃないかなと。

確実に取れる問題を解いてしっかり点数を積み上げていくほうが合格は近づくと感じています。

では。

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