年金相談ではネクタイが必須だった

週に1日ずつですが、年金事務所や街角の年金相談センターで年金相談員としての仕事をしています。

社労士という立場ではありますけど、一職員と同じ扱いを受けます。

先月、街角の年金相談センターに入ったときに、

ネクタイはしてきていないんですか?

と尋ねられました。

開業以来ネクタイはしていなかった

公務員をしていたころはネクタイが強制されていました。

クールビス期間である5月から9月まではノーネクタイ&ノー上着でOK。

しかしこれ以外の時期では事務室内にいる際は上着は着ませんが、ネクタイの着用は必須でした。

もともと太っている私にとってネクタイを締めること自体が苦痛で仕方ありませんでした。

毎日勤務が終わるとネクタイは必ず外して帰るほどでした。

公務員という立場上、常識的なものなのかなと思っていたのです。

しかし、退職後に税理士社労士業を運営するにあたって堅苦しいのは嫌だなと思うようになりました。

お客様と会うにしてももっと楽な服装でいいんじゃないかなと考えるようになりました。

ただ私服のセンスがあまりないので、ワイシャツとスラックスは着るものの、上着やネクタイはよっぽどのことがない限りしていませんでした。

【事務所お知らせ】  

職員と同じ立場だから

年金事務所は、日本年金機構といういわば準公務員組織で成り立っていますので、基本的に上着やネクタイの着用は義務付けられています。

お客様をお迎えするという立場・行政サービスを提供する立場としての礼儀を考えて当然のごとく行われているようです。

職員がやっているので当然社労士もやってもらいたいということなのでしょう。

私も意図は分かりましたので、年金相談に入るときは上着とネクタイを着用して対応させていただいています。

上着・ネクタイがないと行儀が悪いのか

ただそれ以外のときはいつもと変わりません。

最近寒くなってきましたので上着を着ることはありますが、ネクタイは基本的にしません。

先日行われた税務相談会でも上着やネクタイはしていきませんでした。

(他の税理士は上着やネクタイは着用していましたけど…)

公務員だった当時、「上着・ネクタイをしないと礼儀が悪い」と言われました。

お客様をお迎えするのに見苦しいということだったのかなと思います。

しかし、それだけで人を判断するものなのかと疑問を感じます。

第一印象は見た目で決まると言われますけど、ネクタイを着用していても苦しそうに見えたりするのは嫌だと思います。

ネクタイそのものをきちんと結べていない方もよく見かけますし。

その一点だけで判断するとは思えないのです。

むしろ相談されるときに税理士社労士って堅苦しそうだというイメージを持たれるより、ゆるーい感じで接していただけたらと思うんですよね。

太っていることもありネクタイを締めると首回りが苦しく見えてしまいます。

以前ネクタイをしていたら、お客様から「苦しそうなので外していただいて結構ですよ」と言われたことがあります(苦笑)。

別のお客様からは、ネクタイや上着でピシッと決められてしまうと気軽に相談できないと言われたこともあります。

人によってとらえ方が違うんですよね。

「上着やネクタイをするのは当然だ」という方もいますので。

あくまで自分自身がどう判断するのかということでしょう。

ノー上着・ノーネクタイを基本にする

私自身、今後も基本的にノー上着・ノーネクタイの方針は変えないつもりです。

個人的に自分が仕事をしやすい恰好をして、お客様から相談を受けるときに堅苦しい感じを出したくないんですよね。

首が絞めつけられているのが仕事をするうえで非効率なのです。
(まあ痩せればいいんでしょうけど…)

せっかく開業したのです。

組織からこうしろと指示されることもないわけです。

気にされる方がいたらそれは申し訳ないなと思いますけど。

まとめ

例外的に、年金相談時はネクタイ着用をしています。

正直無視しようと思っていたのですが、まあ週1日だったら仕方ないかなと。

年金相談当日の朝は、鏡に向かって必死になってネクタイを結んでいます(苦笑)。

ほんとは外したいというのが本音です。

では。

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