資格合格、時間なければ答案練習を繰り返す

私は、学生のころから公認会計士試験の勉強をしていて、それに関連して会計の資格を取得しましたし、国税専門官採用試験に合格後は税務職員として働きながら社労士を取得しました。

以前の記事でそれぞれの試験についての勉強法を書いてみました。

しかし、今年はコロナの影響で試験日程が大幅に変更になったりして受験生泣かせになっています。

こういう事態は来年以降も起こる可能性があるわけで、十分な準備ができず試験日を迎えてしまうことも考えられます。

そこで、今回は試験日まで時間がないとか、合格レベルまで引き上げないといけないなど切羽詰まった方向けに、ひと工夫すれば合格ラインに乗るかもよ、ということを書こうかなと思います。

実際、私が経験したことなので参考になることがあるかもしれません。

試験日まで十分に時間がある・合格レベルに達している方

試験日まで十分に時間がある方やすでに合格レベルにある方は、そのままの勉強を続けてください。

逆に変わったことをしてしまうと混乱して不安になりますので。

資格試験の専門学校(TACや大原など)で申し込んで十分な準備をできる方はそれでいきましょう。

私は、社労士と国税専門官試験の時は試験日の1年前から勉強を始めていましたので、十分な時間がありました。

社労士はTAC、国税専門官試験は独学+直前期TACでした。

試験日まで時間がない・追い込みたい方

ちょっと正攻法ではないかもしれませんが、先に「敵」を確認して「実践」で身に着けていきます。

  • 「敵」=試験問題つまり過去問
  • 「実践」=答案練習(予備校の直前期に行われる模擬試験など)

という感じです。

通常は、テキストを読む→問題を解く→過去問を解く→答案練習→模試という順で資格試験予備校のカリキュラムが組まれるかと思います。

これは時間がある方向けです。

時間が取れない、働きながら資格を取る、という場合は非効率なところも出てきます。

ですので、まず過去問をいきなり見ます。

何が出題されているのか、どんな出題形式なのか、どんな論点が出るのかをまずは眺めます。

そして、一通り見終わったら過去問をざっと解いてみます。

解けなくても気にしません。

そして、過去問を解くついでにテキストで過去問で出題された部分を読みます。

それの繰り返しです。

そして、直前期は過去問ではなく答案練習をメインにします。

答案練習を解きながらテキストの内容を確認します。

もし過去問を解く時間もない場合は、いきなり答案練習からスタートです。

私の場合、日商簿記1級や建設業経理士1級・税理士試験簿記論や財務諸表論などの会計系の資格試験は、時間がなかったこともあって直前期の講座(TACや大原)だけ申し込みました。

たいていTACや大原などの予備校では試験の3か月前あたりから直前講座が開講されます。

実践的な答案練習や総まとめ講義・模擬試験が行われます。

この直前講座だけはどの試験も受講していました。

答案練習は、予備校が過去問を分析したうえで出題可能性の高い論点をつめこんでいますので、正直これだけで総復習ができる代物となります。

また、税理士試験とかですと改正が行われますが、その内容も反映させたものが出題されますし、試験委員の出題も当然加味されてきます。

最初のころは過去問だけでもいいですけど、最後はこの答案練習だけに絞っていました。

答案練習の際に気をつけたいこと

1回は時間を計って解きましょう

試験時間慣れってやっぱり必要です。

答案練習でも、1回目解くときは時間を計って解きましょう。

最低限公開模試はそうすべきです。

しかし、何回も時間を図る必要はなく2回目以降は別に時間をかけてもいいと思います。

また、2回目以降は、問題ごとに分割して解くことも有効です。

1回の答案練習で2時間とか平気で費やしてしまうこともありますので、分割してやれば細切れ時間を有効活用できます。

私の場合は、税理士試験は問題ごとに分割して解いていましたね。

「回転」させましょう

答案練習を1回解いて終わり、は本当にやめましょう。

もったいないです。

何回も同じ問題を解きましょう。そのことを「回転」といいます。

ただ100点が取れる問題はもうやらなくてもいいですけど。

問題と解答だけを行き来するのはやめましょう

答案練習の問題と解答を見るだけで、テキストなどで関連知識を入れないのはもったいないです。

覚えるまで解くというのもいいですが、同じ問題が本番の試験で出題されることなどないわけです。

それよりも、

①間違えたところをノートにまとめる

②テキストに振り返って関連知識をチェックする

といったことをしたほうがいいかもしれません。

私の場合は、ノートにまとめるのではなく、答案練習の解説部分にテキストの関連事項をコピーして貼り付けたり気になったことや間違えたところを書き込んでノートがわりにしていました。

ヤマははらずに解きましょう

予備校の答案練習では非常に難しい、試験にも出にくいような論点が少なからず出題されます。

講師は捨てていいと言いますが、正直この答案練習で出た問題は捨てないようにしましょう。

すべて重要論点だと思いますよ。

もちろん、税理士試験の理論問題も同じです。

答案練習の段階で出題予想がなされているわけです。そこでさらに絞り込むのは危険だと思います。

(税法科目の試験は、答案練習の予告理論以外にも覚えたほうがいいですけどね)

最終的に教材を絞りましょう

テキストでも答案練習の問題でもいいので、最終的にこの教材だけを本試験まで確認しておけるように準備しておきます。

私はテキストだと重くて持ち運びにくいのと、改正論点がテキストに反映されていないことがあるので、答案練習の問題と解説だけを本試験までやっていました。

そのためには先ほども書きましたが、テキストの内容の確認と間違い部分のチェックをしておくことが前提です。

私の場合

どの試験でも、この直前期の答案練習でほぼ合格できたと言っても過言ではありません。

直前テキストと答案練習をやり、最終的に答案練習だけに情報を集約して試験会場へ。

正直、いろいろやりすぎるとパンクしてしまいます。

不安にもなりますので、やれる範囲を絞りました。

そうすることで、短時間で効率的に試験勉強できた気がしますね。

直前期の答案練習だけやればなんとかなるかも、と思えれば気持ちも楽ですよね。

まとめ

今回は、試験の追い込みに直前期の答案練習を利用するということを書きました。

もちろん過去問も重要です。過去問は直前期に入る前までには一通り終えておきたい教材です。

下手な問題集を解くより、過去問+答案練習だけの方が効率よく試験での得点が稼げると思っています。

今までの試験合格はこれらのおかげ。

とにかく、試験に合格すればまず終わりです。

試験合格のことだけ考えて突っ走りませんか?

では。

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