先日、お客様から相談がありました。
レジ金額を打ち間違えてクレジットカード決済をしてしまったとのこと。
この場合の対応方法について調べたことを今日は書きたいと思います。
POSレジ~AirレジとAirペイ
POSレジとは、「Point of Sale(販売時点情報管理)システム」を搭載したレジで、商品の販売データをリアルタイムで自動的に記録・集計・分析できるシステムです。
例えば、ホットペッパービューティーを運営するリクルートではAirレジというPOSレジがあります。
お客様の会計金額を計算する機能ですね。
現金払いであればPOSレジだけあればいいわけですけど、今やクレジットカード決済やQR決済などのキャッシュレス決済が主流となっていますよね。
そこでキャッシュレス決済を行うために「キャッシュレス決済端末」が必要になります。
ホットペッパービューティを運営するリクルートではAirペイという端末があります。
というイメージです。
【事務所お知らせ】決済金額を間違えた場合
今回あったのは、Airペイでのクレジットカード決済の金額を間違えて入力したという場合です。
例えば、7,800円と決済すべきところを8,700円と決済してしまった、というような場合です。
このお問い合わせを受けてまずはAirペイで調べてみたところこのようなものを見つけました。
いろいろな方法があるようですけど、今回は以下のフォームから依頼してみてはどうかとお客様にご提案させていただきました。
今回は決済金額の修正を依頼する場合ですね。
Airペイ管理画面の「取引履歴」から、
「金額修正依頼をする」をクリックして内容を入力します。
カード会社との連携が必要なため、手続きには平均3週間程度かかるとのこと。
また、処理完了の連絡はないそうなのでAirペイ管理画面の「取引履歴」から訂正した取引を確認する必要があります。
修正が完了した日付(取引履歴項目での取引時刻)で取引履歴や取引集計への反映が行われるとも書かれてありました。
ミスしたとき早めに対応する
今回の決済ミスですけど9月下旬の売上で起こったものでした。
振込日が10月であり、同じ決済期間中での金額修正だったためそこまで大きな影響はなさそうです。
もし決済ミスに気付かず確定申告時期に気づいた場合に修正まで3週間かかるとなるとゾッとしますよね。
相殺後まだ不足額があると請求書が届くとのことでさらに不安になるでしょう。
今回のミスは日々お客様自身でも売上管理をされていたからこそ気づいてすぐに対応することができました。
ミスは誰しも起きるものです。
起こったときに「じゃあこれからどうするべきか」を一緒に考えてあげるのも顧問としてできることなのかなと感じました。
まとめ
今回はレジ金額を打ち間違えてクレジットカード決済をしてしまった場合の対応方法について書いてみました。
まずは自分が使っている決済サイトを確認することです。
今回であればAirペイですね。
3週間程度かかるので気づいたら早急に対応することです。
今回は顧問先のお客様からすぐご連絡をいただけたのでこちらも検討する時間を持つことができました。
では。