退職して1年

1年前の今日、7月31日に都内税務署を退職しました。

退職を決めたのが2カ月前。

迷いが吹っ切れて笑うことができました。

退職日、退職辞令をもらい早々に税務署を後にしましたが、その時も笑いました。

ほっとしたのです。

後悔は一切ありません。

両親は、税務職員になったときは長く続けてほしいと言いました。

体調が悪化したときも、うつ病になって休職したときも、休みながらでも続けてほしいと。

しかし、私には続ける気力がありませんでした。

今後は収入も減り、休みもないかもしれない。

でも、自分で決めたことをやってみたいというほうが勝りました。

上司に報告したら驚かれました。

お世話になった先輩や後輩には、退職を決めてから連絡しました。

こんな人間でも親切にしていただけたのがうれしかったです。

ただ、新しい事務年度が始まった直後の退職でしたので、公にしたくありませんでした。

職場の他の幹部には一切話しませんでした。

本当に仲の良かった同期だけに話したくらいです。

引き留められたりするのが嫌だったのです。

なるべくそっとしてほしいなと思ったから。

退職して1年、家業の経理を手伝いながら将来の独立開業を目指しています。

時にはしんどいな、不安だなと感じることがあります。

しかし、なぜか前を向いていられるのです。

税務署にいなかったらうつ病にはなっていなかったかもしれない。

辛いなと思いながら毎日仕事していなかったかもしれない。

でも、いい経験をしたなと思っています。

上司や先輩、同期、後輩に助けられましたから。満足です。

これから、税理士社労士としてお客様を持つことができたとき、

お客様を助けられるような存在でいたいなと思います。

今日も和歌山は暑いです。

昨年も晴れてとても暑かったのを覚えています。

では。

[事務所お知らせ]

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