税務署勤務時代、褒められることがありませんでした。
税理士社労士業務を始めてから感謝のお言葉をお客様からいただけたときにその仕事を続けていけたらなと思えるようになりました。
個人事業主・フリーランスの方からの「ありがとう」
個人事業主・フリーランスの方の顧問や確定申告書作成・チェックを行っています。
きちんと顧問料や報酬をお支払いいただいているのに「ありがとう」と感謝されるのは仕事をしていて気持ちいいものです。
また、税務署からの依頼で行う記帳指導は開業初年度から毎年担当させていただいていますけど、指導終了後もサポートを続けさせていただいているお客様も。
サポートは有料なんですけど毎年のようにお申込みいただけるのは、記帳指導のときに喜んでいただいたことにあります。
ありがとうって言っていただけるのはうれしいですし励みになるものです。
今後もありがとうを言っていただけるようにしたいなと思います。
今思っているのは、年収1,000万円未満の個人事業主のお客様のサポートが足りていないのかなと思うことがあります。
記帳指導をお申込み後有料でサポートを受けていただいているお客様が年々増えている現状を見てそう思います。
【事務所お知らせ】年金相談で「わかりやすかった」
年金相談員の仕事を始めて3年がたちます。
まだまだ知らないことだらけですし説明がうまくできない部分があって不快に思われているお客様もいらっしゃると思うんです。
それでも帰り際にわかりやすかったとか、勉強になったと言われたらやっぱりうれしいものです。
年金制度は複雑難解だと思います。
それをできるだけかみ砕いた形で説明ができたらいいんですけどなかなか難しくて反省するところばかり。
そんなつたない説明でも聞いていただいた方から感謝の言葉をいただけるとやりがいを感じますね。
誰に対して仕事をしているのか
たまにお客様に対して仕事をしていることを忘れてしまうことがありお客様を困らせてしまうことがあります。
例えば、税務相談なら税務署の意向、年金相談なら年金事務所の指示ですね。
税務署から記帳指導でインボイス制度の指導してほしいと言われた場合、一応説明はしますけど必ずしも全員が対象になる制度ではありません。
一般のお客様を得意先に持つ美容師などはインボイス登録をする必要はないことが多いです。
また、年金相談では年金事務所の職員向けに受付チェックシートを作成しますけど全部の欄が該当するわけではありませんので省略しても構わない部分も多いです。
基本はすべて説明をして説明したことにチェックを入れていくことになっていますけど本人に該当しないのに説明しても意味はありません。
結局、お客様に向けての説明が大事であって行政内部の順位は後で構わないと思っています。
手を抜くという意味ではないですけど、お客様が何で相談をされたいのか・何がお困りなのかが解決されたらマニュアル通りの対応は要らないのではないかと。
お客様が納得して帰られているのに後から実は説明が漏れていたけど別に問題ない場合はスルーしてもいいのかなと思うのになかなかそうはいかないのが歯がゆいですね。
まとめ
正直、税理士社労士業を始めて精神的にしんどいとき、「ありがとう・わかりやすかった」という感謝の言葉をいただくとやっていてよかったなと思えます。
なんだかんだで仕事が続けられているのはお客様からの感謝の言葉があるからです。
では。