令和3年度の支払保険料・年金受給額をまとめてみた

昨年に引き続き、今年も数値の整理をしていきたいなと思います。

支払保険料や年金受給額は一度整理しておけば、毎年変わる数字だけを改良すれば済みます。

このまとめをしておくのには自分の備忘録をかねているところがあって、ふとした時に数字を確認したい時ってあると思うのです。

過去の記事を訂正することも考えましたが、新たな最近版数字を入れた記事ということで今回は書いてみたいと思います。

ちなみに、令和2年度の記事はこちら。

今回は2つの記事をひとつにまとめました。

支払保険料

保険料 令和3年度 令和2年度 適用時期
国民年金保険料 月16,610円     (R4は16,590円) 月16,540円 令和3年4月1日
健康保険料率 東京都9.84% 東京都9.87% 令和3年3月(4月給与控除分)から
介護保険料率 全国一律1.80% 全国一律1.79% 令和3年3月(4月給与控除分)から
厚生年金保険料率 全国一律18.30% 全国一律18.30% 平成29年9月以降変更なし
雇用保険料率 一般 9/1,000 一般 9/1,000 平成29年4月以降変更なし

支払う保険料の負担割合と納付期限

保険料 事業主負担分 従業員負担分 納付期限
国民年金保険料 全額事業主負担 翌月末日
健康保険料 1/2 1/2 翌月末日
介護保険料
厚生年金保険料
雇用保険料 一般 6/1,000 一般 3/1,000 6月1日から7月12日(労災保険と一緒)

国民年金の年金額

年金額(令和3年度)
給付の種類 年金額
老齢基礎年金(満額) 780,900円×改定率(1.000)≒780,900円
障害基礎年金(障害等級2級)
遺族基礎年金
障害基礎年金(障害等級1級) 780,900円×1.25=976,125円
障害基礎年金及び遺族基礎年金の加算額(第1子または第2子) 224,700×1.000≒224,700円
障害基礎年金及び遺族基礎年金の加算額(第3子以降) 74,900円×1.000≒74,900円

年金額改定率は、令和3年度は1.000です。毎年度改定されその年の4月以降の年金額に反映されます。

厚生年金保険の年金額

年金額(令和3年度)
給付の種類 年金額
定額単価 1,628円×改定率(1.000)≒1,628円
加給年金額(配偶者、第1子、第2子) 224,700円×改定率(1.000)
≒224,700円
加給年金額(第3子) 74,900円×改定率(1.000)
≒74,900円
障害厚生年金の最低保証額 2級障害基礎年金×3/4
(780,900円×改定率(1.000)×3/4)
≒585,700円
中高齢の寡婦加算額
障害手当金の最低保証額 障害厚生年金の最低保証額×2
(780,900円×改定率(1.000)×3/4×2)
≒1,171,400円

まとめ

徐々に「支払保険料の増加、年金受給額の減少」という方向になってきていますね。

毎年ちょっとずつですけど。

年金改定率の1.000は計算するときに助かります(笑)。

参考になればいいなと思います。

では。

[事務所お知らせ]

編集後記

今回は支払保険料と年金受給額をまとめてみましたが、過去の記事もそろそろ新しいものにしていこうと思っています。

特に、源泉所得税の記事。書いてかなり時間がたっていますから。

気になったので日付だけでも令和3年に変えてみました。

今後は記事の内容自体も修正していきたいなと思っています。

もっとデザイン力や文章力があれば、と思っているのですがなかなかうまくいきませんね。

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