今回は私が今気になっている言葉、HSPについて。
HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、心理学者のエレイン・アーロン博士によって提唱された概念。刺激に対して非常に敏感で、繊細な気質をもって生まれた人、という意味です。感受性が強いため、他人の感情が気になりやすく、ストレスを感じやすい傾向があります。
テレビでHSPを取り上げられたのを見て、私もこれじゃないかと思うことがありました。
うつ病から回復しない私。HSPだという見方に変えていけばどこか改善できるところがあるのでは思っています。
今回はこのHSPについて、自分の考えも含めて書いてみます。
HSPだと思ったきっかけ
テレビを見ていてタレントの田村淳さんがHSPだということを公表しておられました。
その少し前から言葉だけは知っていましたが、気になりだしたのはこの公表がきっかけです。
もともと他人の顔色をうかがうこと、ストレスを感じやすいのもあってうつ病になりましたので、きっと当てはまるところが多いのかなと思っていました。
HSPの特徴ー病気ではなく傾向がある
HSPには以下の傾向があると一般的に言われています。ただ、病気ではなくあくまで性格。
こういう傾向があるんだ、という感じで私もとらえています。
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- 共感しやすい
- 人混みが苦手
- ひとりの時間が必要
- 騒音が苦手
- 眩しい光が苦手
- 痛みに敏感
- ニュース番組が苦手
- 心が傷つきやすい
- コーヒーが苦手
- 自己肯定感が低い
私の場合はコーヒーは大好きですがそれ以外はすべて当てはまります。
HSP診断テスト
さきほどご紹介したホームページには、HSPかどうかを診断するテストがあります。
27問の設問に回答して、15点以上でHSPだろうということです。
私の実際に回答してみましたが、27点中24点でした。
3つ該当しないものがありました。
- カフェインに敏感に反応する➡カフェイン大好き
- 豊かな想像力を持ち、空想に耽りやすい➡残念ながら想像力はない
- 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている➡見る
それ以外はすべて当てはまりました。
ただ病気でも障害でもない、あくまでそういう性格なんだということです。
とりたてて病院へ行くということもありません。
HSPの付き合い方
こういう性格だというのが分かったので今後どう付き合っていくべきかを考えます。
付き合い方として以下が挙げられます。
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- 自分の感情を受け止める
- 意識的にアウトプットする
- 趣味に没頭する
- マインドフルネスを感じる
- 騒音をシャットアウトする
- 十分な睡眠時間を確保する
- マイペースを意識する
この中ですでにいくつかやっていることもあります。
意識的にアウトプットするというのはこのブログを始めて自分の考えを書けるようになったということがあります。
また、プールで泳ぐことが趣味になっていますし、騒音は気になってしまうので耳栓をしたりしています。
しかし、他はまだまだできていません。特に睡眠は本当に苦労しています。
リズムがくるってしまうこともありますし、気になることがあると一睡もできなくなります。
これをきっかけにもっと意識的にやってもいいかもしれませんね。
あと、一番は人間関係です。
私は、実際この人間関係が原因でうつ病になりましたから。
人間関係を対処する方法として以下が挙げられています。
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- 「距離感」を自分で決める
- 「境界線」を意識する
- SNSで仲間を探す
要は、自分で適度な距離を保って、同じような境遇の仲間を探すということのようです。
私は友人と接するときもある程度距離を取っています。濃密になればなるほど気疲れしてしまうのです。
ある程度のところから先は自分のことをまだ知られたくないという考えもあります。
ひとりでいる時間も好きですし。
ただ確かに孤独になりがちなので、SNSで仲間を作っておくというのはいいかもしれないですね。
同じ境遇の方とゆるくつながる。
たぶん相手もそれほど濃密になる関係はいらないでしょうから。
まとめ
今回はHSPを取り上げました。
自分の性格を知るうえではとても参考になりましたし、うつ病だけが原因じゃないという認識も持てました。
病気ではない・障害でもない。周りに気づいてもらえることも大切なのかもしれませんね。
では。
[事務所お知らせ]
編集後記
和歌山県にあるアドベンチャーワールドのパンダが妊娠した可能性があるそうです。
遅くとも来月には産まれるとのこと。
赤ちゃんパンダは本当にかわいいですよ。
おそらく一般公開は先になりますけどね。