公務員試験は数打ちゃ当たる?どうしても公務員になりたいならやるべきこと

久しぶりに公務員試験の話題を。

これから公務員試験も後半戦ですね。

市役所などの試験は秋くらいからかなと思います。

実は、国税専門官を受験した年にはほかの職種も数多く受験していました。

本命はあくまで国税ですがどうしても公務員になりたいという気持ちがあるのなら、意外と受験機会は豊富に用意されています。

そこで私が実際に受験した職種と体験談について今日は書きたいと思います。

当時と状況が異なっていると思われますので、実際に受験する際は確認をお願いします。

国税専門官試験を受けるまでに受験した職種

国税専門官試験の筆記試験を受験したのは平成15年5月でしたが、その前年の8月から試験勉強を開始しました。

今はなき通信教材と国税専門官と当時の国家2種(国家一般職)の過去問をひたすら解いていました。

勉強を始めて3週間後の9月に行われた某市役所の試験を受験したのです。

もちろん3週間ですから合格できるはずがないですし、点数もまず取れないだろうと今思えば無謀と思える挑戦です。

結果不合格でしたが、なんと1点差だったのです。

たった3週間の勉強でここまで筆記試験で点数が取れていたことにびっくりするとともに、この勉強法を続けてもいいんじゃないかなというヒントを得ることができました。

市役所ですと国家公務員と違って選択問題がありませんので、知らない問題が出ても強制的に答えなければなりません。

正直分からない・勉強していない科目も解答する必要がありましたが、それでも1点差まで詰め寄ることができたので自信につながりました。

その後、勉強方法はずっと同じ。

年が明けてから国税専門官以外に以下の試験を受験しました。

  • 衆議院事務局
  • 参議院事務局
  • 国家1種(国家総合職)
  • 国家2種(国家一般職)
  • 警視庁事務

この中で実際に筆記試験に合格したのは国家2種と警視庁事務でしたが、受験できる回数が多いことで、緊張しなくなっていきました。

衆議院と参議院は正直難しすぎましたが(笑)、国家1種はまた1点差まで詰め寄ることができました。

国家1種の対策は全くしていませんでしたが、さらに自信をつけることができたのです。

受験できるなら多く受けるべきと思うこと

受験料がかからない

受験するときは切手代しかかかりませんでした。

もしこれが1回につき何千円も受験料が必要、と言われたらきっと受験していないでしょうね。

切手代だけならいくら受けても問題ないでしょう。

ひょっとしたら奇跡が起こって筆記試験の合格につながる可能性も出てきます。

もちろん、勉強の進捗度合いにもよりますので無理に受験しろとは言いませんが、順調に進んでいるのなら積極的にいろんな職種を受験してみるといいと思います。

緊張感が味わえるので本番は緊張しない

私でさえこれだけ試験を受験してきましたので、いざ本番の国税専門官試験は全く緊張しませんでした。

丸1日試験ですので通常なら疲れ切るはずなのですが、ほかの試験も1日行われることが多いですのでそれほど疲れも感じませんでした。

あと周りの雰囲気を味わえます。

ものすごく勉強されている方もいらっしゃいましたので冷やかしで行っているような身でも「これから頑張ろう」と思える状況になって帰ってくることが多かったです。

多くの公務員受験生は併願する

おそらく特定の職種だけしか受験しない人っていないんじゃないでしょうか。

国税だけを受験してきたという同期は私の周りにはいませんでした。

たいていほかの国家公務員や県庁・市役所も併願で受験していました。

ちなみに当時は都庁・特別区と国税は試験日が重なっていてどちらかしか受験できませんでしたけど今はどうなんでしょうか。。

ある時期になればいろんな職種の申し込みが始まりますので、いけそうなところから手当たり次第に受けてみるというのもありかなと。

勉強して即実践の場としての試験

「数打ちゃ当たる」と大げさなことを書いていますが、実際に勉強をいくらしても試験を受験して合格しない限りは公務員になれません。

それがたとえ予備校が実施する模試であったとしても本番の試験ではないわけです。

希望職種があったとしても併願できそうな職種は受験しておいたほうが安心します。

運がよければ合格も見えてきます。

国家公務員試験ですと、国家1種・2種(総合職・一般職)は近いものがありますし、それこそ国税と国家一般職は出題レベルも似ているような気がしました。

本命が決まっていたとしても、似たような出題傾向の職種があればチャレンジしてみるのもおススメです。

どうしても公務員になりたいのならなおさらいくつか受けておくべきでしょうね。

時間があるなら積極的に。

まとめ

今日は公務員試験を数多く受験して分かったメリットを中心に書いてみました。

振り返ると本当に受けましたね(苦笑)。

まったくかすりもしなかったところもありますが、あと少しだと思えた試験は本当にくやしかったと思う反面この勉強法は正しいんだと気づかせてくれました。

あとは試験慣れ。これは本当に大きいと思いますね。

予備校で模試を受験するのとはまったく違います。

試験独特の緊張感は感じます。

ぜひ時間があればですが1つだけじゃなくて併願受験されることをおススメします。

では。

[事務所お知らせ]

編集後記

10月にとある資格試験を受験することになりました。

もう受けるつもりなかったんですけど、家族からの要請もあり仕方なく。。

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