うつ病やHSPならきっと「独立」のほうが生きやすいと思う

私がうつ病と診断されてかなりたちますが、その時も今も「組織に所属しない自由な生き方」にあこがれがあります。

公務員でしたので組織の一員として働いていましたが、やっぱりしんどくて。

またHSPでもあるのでなおさら人のことを気にしてしまうところがあります。

そんなときは一人の時間、つまり「独立」をするというのもいいのかなと思っています。

組織でも守ってくれるとは限らない

国税の組織の結束力はものすごく濃いと言われます。

部下のミスは上司が責任を持つくらいに強固。

しかし、それはあくまで上司がその仕事を熟知している場合に限定されます。

そうでない場合は、意外と「逃げる」上司が多いです。

部下が電話でトラブルになっている場合でも前に出ずに聞いているだけの上司、席を立ってどこかへ行ってしまう上司、いろいろいます。

そのくせ自分からは何も動かずに結局まだ部下にその仕事をさせようとする。

これでは部下も精神的に参ってしまいますし、ついてきません。

私もこういう上司に仕えたことがあります。

人によってですが、組織ってその瞬間は守ってくれないんですよね。

最終的にどうしようもなくなったときに上司が出てくる。

こっちとしてはもう手遅れなんですよね。

次にその状況を聞いている身近にいる先輩が出てきて、あれこれと余計なアドバイスをする。

当事者である身としてはその上司に助けを求めているんですけどね。

上司や先輩にこんな文句を言われたこともあります。

なぜこんなトラブル処理をやらなきゃならないんだ、と。

できるなら自分で解決したいけど、どうしようもないから助けてもらいたいのに。

結局ひとりでやるのと変わらないなと思ってしまったんですね。

変な一体感 ノリについていけない

特に調査部門は数人で組んで調査することが多いので、一体感を強調したがります。

今はさすがにコロナの影響で行けないのでしょうが、そのメンバーで飲み会を頻繁に行います。

また、部署によっては体育会のノリのところもあります。

飲み会でかくし芸を強要される部署・部門旅行必須という部署もあります。

一気飲みをさせるとかもありましたよ。セクハラ・パワハラは当然あります。

だって、上司がやってきたことを部下にやらせるという伝統が残ってしまっているんですよね。

やってはいけないという教育をされてきていないんですから。

表面上はいい恰好をする人もいます。陰では強権を振るって…。

私が辞めるはるか前に同期は「もうしんどい」と言って何人も辞めて行きました。

変な一体感についていけない。

すごくわかるんです。

なぜなんでしょうね。閉鎖的と言いますか。

風通しのいい職場にしようなんて言いますけど、どこにあったのだろうかと。

無理に合わせるつらさ

行動を無理に合わせて大変な目にあったこともあります。

若手の時は飲み会の出席が強制でした。

欠席したら次の日に上司や先輩から文句を言われるのです。

お前がいないからこっちが大変な目にあったとか。。

(そもそも大変な目ってそんな飲み会やめちまえなんですけど。)

そこで無理して出席するわけです。私は下戸ですけど、最初の1杯は付き合います。

終電前まで店でどんちゃん騒ぎ。ほかのお客さんがいるのにお構いなし。

非常識な飲み会、年度末は特に多いんです。週4日連続とか。

その飲み会の幹事も当然若手がやります。

飲み会が終わっても翌日先輩や上司から怒られるのです。

「店の選び方が悪い。上司をもっとたてないといけないだろ。。」

「勝手にやってくれ!」と心の中で思いながら、その時は謝罪して次回に活かすわけです。

これって仕事をしていくうえでどうしても必要なことですか?

無理に付き合って精神的につらくなっていく人もいると思うんですよ。

国税の採用面接のときに、飲酒をする機会が多いけどうまくやっていけるか?と聞かれたことがあります。

それくらい、とにかく飲み会が非常に多い。しかもけっこうやっかいなもの。

先輩が助けてくれるかと思いきや、自分たちもいい恰好をしたいからやたら上司に媚びを売る。

こういうのに慣れているとか関係なく、私はどうも苦手でした。

気づくのが遅かったんですね。

気づいたらうつ病になっていましたから。

仕事に集中したい時もある キリがついたら自分で休む

うつ病になってから内部事務をしていましたが、仕事に集中したいときや区切りが悪い時ってありませんか?

そういう時に限って上司や先輩から「休めば?無理するな!」と声をかけられました。

確かにその心遣いはありがたいんですけど、自分の加減で仕事したいなと。

私のワガママなんですけど、キリの悪い時に話かけられるといいますか。

実際にもうちょっとで終わるので…と言ったこともありますが、そうなると事前に休憩を取っている方に迷惑がかかります。

自分はいいけど周りは困る。

そんなことを考えているとなかなか前に進んでいかないし、どこで休んでいいのか分からなくなってしまいます。

土日でも仕事ができる 平日は休める

国税で仕事をしていたころは、平日は仕事・土日祝日は休みとメリハリがある意味ついていました。

でも平日は仕事に拘束されるわけです。

途中でカフェに行ったり買い物をすると休暇を申請しないといけません。もちろん、途中で帰りたくなっても休暇を取る。

有給休暇は国家公務員では年間で最大40日付与されます。

しかし、その都度申請して上司の決裁をもらうのもめんどくさいですよね。

また、土日祝日は休日ですけど必ずしも仕事を一切考えないかというとそういうわけではありません。

たまに部門旅行に行くとかソフトボール大会に出場するとかいうイベントがあって、仕事を普段しているメンバーと顔を合わせる機会があります。

正直休みの日までも一緒はきつい。

また、例えば税理士試験を受験する場合も、土日祝日は平日よりも多く時間を取れるチャンスなので勉強も何かしらします。

こういう生活は私には向いていなかったようです。

朝が弱いので慌てて出勤するということはもうコリゴリだなと。

今はというと、平日も休日も関係なくなりました。

毎日同じような生活リズム。(たまに寝坊してしまいますけど)

平日は午前中に大体の仕事(ブログや自習などを含む)を終わらせて午後からジム、帰宅してから本を読んだりほかの方のブログやSNSを眺めています。

かなりゆとりの持った生活で、仕事もなければ早めにジムに行ったり買い物に行ったり。

土日も同じように基本的にこのブログやHPのメンテナンスと税理士会の研修を視聴することにしています。

つまり、仕事と休みを明確に区切っていないほうが自分には合っていると気づいたのです。

自分のペースで、自分の思う通りに。

これって独立しないと味わえないですよね。

ひとつ例外なのは、私は家業の会社の従業員でもありますので、週2時間程度は経理事務に従事するので拘束される時間は正直あります。

しかし、それ以外はすべて自分の時間にできます。

「今日はや~めた」、も可能なのです。

以前より1日の使い方にゆとりができました。

何せせかせかしてましたよ。あれもこれもその決められた時間にこなさないといけないんで。

それがなくなったんで気持ちの余裕ができました。

何かを気にしてしまうことも減ってきましたし。

それが生きやすいと感じることなのかもしれませんね。

まとめ

人間関係に悩んだりいろいろ気になってしまうくらいなら自分で独立してやっていくほうが向いていると思うんです。

まあ収入面で不安はありますけど、病気になってしまうほうがもっと大変だなと。

もっと早めに辞めておけばよかったと思えるくらい、今の生活に満足しています。

では。

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