漫画家・同人作家は、出版社からの原稿料・印税のほか、即売会での同人誌販売・DLsiteなどのデジタルプラットフォーム収入など複数の収入源があります。
今回は、プラットフォーム収入の売上計上について書いてみたいと思います。
主要プラットフォームの売上計上
漫画家・同人作家におけるプラットフォーム収入とは、WEBサイトやアプリなどのデジタルサービスを介して得られる売上や報酬のことです。
- 支援・サブスク型: 月額制でファンから支援を受ける(FanitaやpixivFANBOXなど)
- 作品・データ販売型: デジタル同人誌やイラストを1点ずつ売る(BOOTH・DLsite・AmazonKindleなど)
- 投稿・閲覧収益型: 掲載した作品の閲覧数や広告表示、投げ銭に応じた分配金(各マンガアプリや投稿サイト・AmazonKindleなど)
があります。
主要プラットフォームの収入計上について、収入の性質・源泉徴収の有無(所得税を前もって天引きされて振り込まれるか)・計上のポイントを解説してみます。
【事務所お知らせ】DLsite
収入の性質としては、手数料を控除した後に振込が行われます。
源泉徴収はありません。
売上については、手数料を含めた総額で計上し、手数料は別途経費にします。
つまり、売上と手数料を相殺しないことが大切です。
BOOTH
収入の性質としては、手数料を控除した後に振込が行われます。
源泉徴収はありません。
売上については、手数料を含めた総額で計上し、手数料や送料・梱包費は別途経費にします。
つまり、売上と経費を相殺しないことが大切です。
AmazonKindle(KDP)
電子書籍が売れた際の印税(ロイヤリティ)が収入となります。70%プランか35%プランがあります。
源泉徴収はありません。
しかし、KDPなどの米国サービスではW-BENの提出がないと米国における源泉税(30%)が差し引かれます。
そのため、KDPの管理画面から「税に関する質問票(W-8BEN)」に正しく記入して提出すると日米租税条約により免税(0%)にすることができます。
Fanita・pixivFANBOX
月額制でファンから支援を受ける形ですので収入の性質は月次支援金です。
源泉徴収はありません。
売上については、月ごとの支援金を手数料を含めた総額で計上し、手数料を経費にします。
こちらも売上と経費を相殺しないことが大切です。
売上計上のタイミング
では、いつ売上を計上するのかというタイミングのお話です。
DLsiteとBOOTHは販売日(売上確定日)で売上を計上します。入金日ではありませんので注意したいところです。
Fanita・pixivFANBOXは、月次で支援金が確定した日(通常は月末)で売上を計上します。こちらも入金日ではありません。
AmazonKindleなどの印税は電子書籍が売れた月(通常は月末)に売上計上します。入金は約60日後となりますが入金日に売上計上はしません。
まとめ
今日の内容をまとめます。

プラットフォームの売上収入は入金日ではないということ。
あと手数料を差し引く前の総額で売上計上をすることがポイントです。
では。
