つらい・不安から自信に変わるとき

目の前にある仕事がつらいな、不安だなと思うことってありませんか?

もちろんそれから逃げるというのもありですけど、なかなか逃げられないことも。

税理士・社労士をしていると仕事の中で自信がない、つらい、不安なことも出てきます。

もちろんできる限り少なくしたいものですが、たまに出くわしますよね。

そんなときどうしたら自信にかわるのかについて今回は書いてみたいと思います。

初めてのものはつらいし不安

私は普段から心配性なところがあります。

特に初めて経験するものは躊躇して前に進めなくなったり逃げだしたくなります。

税務署勤務していたときも毎日が新しいことの連続でした。

  • 初内部事務
  • 初税務調査
  • 税務調査をひとりで行く
  • 調査資料をまとめる
  • 幹部への報告

前日、いやその数日前から嫌だな・緊張するなと不安がっていました。

周りの上司や先輩から「そんなに心配?」と思われるくらい。

それだけわたしにとって、初めてやることはつらいし不安なのです。

トイレに閉じこもって気分を変えようとしたこともありますが、結局現実に引き戻されてしまいます。

【事務所お知らせ】  

場数を踏む・経験する

ただ、なぜか同じことを数回繰り返せば緊張もなくなってくるのがわかりました。

税務調査も最初の1件目より2件目、3件目と件数をこなしていくうちに、代表者や担当者とうまく話せるようになったり、問題点を指摘できるようになりました。

内部事務も同じ流れを繰り返しているうちに慣れてくるような感覚でした。

数をこなす・経験すると落ち着いてくるものです。

なので、毎回新しいことにチャレンジするのは大変ですがそれを繰り返していけばなんとかなるという成功体験ができたのは大きかったです。

多くの事例にあたる

ただ経験が積めない場合だとどうでしょうか。

私も税務調査の経験はありますけどどうしても知識が偏ります。

源泉所得税は所得税の一部分にすぎませんので、所得税全体を理解できているわけではありません。

実務を経験していてもすべてを経験されている方ってそんな多くないのかなと思います。

ではそんな経験不足をどう補うのか。

私の場合ですが、事例に多くあたるようにしています。

事例は、書籍や国税庁ホームページ・厚生労働省ホームページなどから入手しています。

今は税務相談や年金相談と書いてあるものを数冊購入して読んでいます。

もちろん生の事例よりは劣るかもしれませんが、今後同じような事例に出くわしたときに対応しやすくなるのかなと思っています。

実際、確定申告の相談会で受けた質問のうち、実務でまだ経験したことのないものもありました。

でも事例を検討していたことですぐに対応できる部分もありました。

それでまた自分の糧となっていくわけで、事例の検討というのはぜひおススメします。

自信をもつ

最初ってどうしても自信なさげに対応してしまったりしませんか?

私はまさに不安が顔に出てしまいます。

そうなるとお客様も周りも本当に大丈夫なのかと思われてしまいます。

なので最近はご質問にお答えするときは自信を持つようにしています。

それがもし間違っていたとしてもです(まああってはならないんですけど…)。

自信を持つことでこの回答でいいと誇りを持つことができます。

もし間違っていたとしても気にしないというのも大切かなと思います。

ミスは誰だってするもの。

完璧な対応なんてないと思っています。

何かしら伝え忘れるとか言い間違えることってあると思いますし。

なので自分に自信を持つって大事だなと、最近ようやく気づき始めましたね。

まとめ

つらい・不安だなという気持ちから自信に変えるには、経験を積むことだなと感じます。

相談会に行く前は緊張しますし、いろいろ考えてしまいます。

でも、その場に行かないと実際わかりません。

私に足りないのは場数だと思っていて、経験数を増やしていけばきっと自信に変わると思っています。

なので今は可能な限り相談会には参加するようにしています。

では。

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