仕事を抑えているメリットデメリット

私はひとりで事務所を運営していることもあって仕事をできる限り抑えつつお客様からのご依頼にお応えしようと思っています。

しかし仕事を抑えるといってもなかなか難しいもの。

実際仕事を抑えたことで逃しているチャンスもたくさんあると思っています。

そこで今回は仕事を抑えることによるメリットとデメリットをお伝えします。

仕事を抑えることによるデメリット

収入が減る

仕事を抑えることで件数は少なくなりますので収入は減ります。

公務員のときは給与という形で毎月安定した収入を得ることができていました。

仕事を抑えると先の余裕は見えにくくなるかもしれません。

  • 仕事をしていない
  • いつも暇

そんな状況が続いてしまうおそれもあります。

生活できなくなる

そのうちお金がなくなって生活ができなくなってしまうかもしれません。

無理やり仕事を増やそうとしてもなかなか急に増えるものでもなく集まらないでしょうね。

自分が決めた方針を曲げてしまうことにもなり、精神的ストレスは増していく可能性があります。

ひょっとしたらまた以前のような組織に戻らざるを得ない可能性もあります。

組織に向いてないと思って独立したはずなのに、お金の問題で勤務に戻るのはつらいところです。

単価を引き上げる

もし仕事を抑えるとなると、ほかの事務所と同じような価格では請け負えない可能性っがあります。

1件1件の仕事の単価を上げていかないと事務所としてはやっていけないかもしれません。

単価を上げるということは、その値段に見合うご満足いただける仕事を提供する自信と能力がないと厳しいです。

いくらでも価格を下げようと思えばできますし、安く済ませたいという需要は多いと思います。

価格競争に巻き込まれてしまうと、私のようなワンオペの事務所はおそらく依頼されないでしょう。

誰にも負けないという「強い武器」がないとお客様は来ないかもしれません。

単価を上げても納得してもらえないといけませんからね。

仕事を抑えるメリット

自分の求めていた生活が送れる

一方で、仕事を抑えることで理想的な生活が送れる可能性があります。

実際、当事務所は自分がやってみたい・興味のある業務をご提供させていただいております。

好きなときに仕事をして好きなときに休めています。

平日日中に休むことも、土日に仕事をすることもできるわけです。

9時17時と拘束される仕事に向いていないと分かったので、今の生活リズムが自分にあっています。

朝の体調があまりよくなかったりするので、もし体調が悪い日は午後からにずらそうと思えばコントロールできます。

もちろんお客様に合わせて動きますけど、基本的には自分で生活をコントロールできるのは大きなメリットです。

精神的に安定する

私にはこれが一番大きいです。

うつ病とパニック障害になってから精神的なストレスからできるだけ逃げるようにしています。

組織や人間関係が密なところには近づかないようにしています。

辛いなと思った仕事はできるだけ受けないようにしたり、断れないものは出席回数を減らしたり工夫はいくらでもできます。

辛かったことは忘れてしまいたいもの。

嫌な仕事は受けなくても別にいいわけです。

独立したからならではの特権ではないでしょうか。

仕事を選べる

精神的安定ともつながりますが、仕事を選べますよね。

  • 自分の事務所では自分のやりたいことや興味のあるもの
  • セミナーでは過去経験してきた税務調査や源泉所得税事務をお伝えする
  • 家業の従業員として経理
  • 週1で年金相談

強制的にやることになっているものもありますけど、無理な回数は入れていません。

仕事はこちらから選んでいってもいいわけです。

嫌なら嫌だと言っても問題ないでしょう。

デメリットよりメリットが上回ったから

私の場合、仕事を抑えるデメリットよりメリットほうが大きく上回りましたので、仕事を抑える方向に進んでいます。

おそらく今後も顧問も増やさずに単発メインでも十分かなと思うくらいです。

金銭的には厳しいですよ。

でも自分がつぶれては何もならない。

これまで無理をしてきたからこそ自分の生活をメインに考えてしまうのかもしれませんね。

まとめ

今回は、私自身が仕事を抑えていることについてメリットとデメリットを書いてみました。

人それぞれ考え方があります。

私はたまたま税理士のほか社労士としても活動しているので、収入を得る窓口は多くあるほうかなと思います。

家業の従業員としての立場もありますしね。

もちろん仕事をたくさんかかえてバリバリ働かれる方も全然いいと思います。

それが自分に合う道なら突き進んでいけばいいだけです。

では。

タイトルとURLをコピーしました