お客様が増えてもアピールしないようにしていること

Twitterやネットを検索していると、

顧問先〇件獲得しました!

新規で〇件お問い合わせ!

などと書いてある税理士・社労士の方をお見掛けします。

私は特にアピールすることもないかなと思ってお客様が増えても淡々と仕事をするようにしています。

PR活動になっているのか

顧問先〇件獲得!

業績毎年好調!

などお客様を獲得する方法の1つとして事務所PRが欠かせないのはわかります。

お客様をたくさん抱えているのならきっと頼んでも安心だろうと思うのかもしれません。

特にネットで検索されるお客様ですと、PR次第でお客様を増やすことは可能かと思います。

確かに、お客様が増えていくのはいいことなのかもしれませんが、ひとりで活動している以上限界を迎えます。

お客様との関係性を考えると無理な件数の増加は避けたいところです。

そしてそもその顧問先獲得がPR活動になっているのか疑問に感じます。

顧問先を増やすことがいいことなのか?

事務所を構えていて事務員を雇っている場合ですと、顧問先を増やすことは可能かもしれません。

しかし、事務員に関与先の面倒を見させて税理士社労士本人が関与先のことを把握していないのはちょっと違うのかなと。

私は自分ができる範囲でお客様と接したいという気持ちが強いので、顧問先をそもそも増やすつもりはありません。

なので顧問先〇件などとアピールすることは今後もないでしょう。

【事務所お知らせ】  

お客様が増えたらたしかにうれしいけど

新たなご依頼があるとうれしいのはよくわかります。

しかし、私はアピールしません。

税理士・社労士の営業スタイルはそれぞれ異なります。

Twitterなどで税理士・社労士から「いいね!」をもらいたいかどうか。

お客様はどう思っているんでしょうか。

アピールをする税理士・社労士に頼みたいのか。

それを望まないお客様もいるでしょう。

いろいろと考えがあるので否定はしませんしうらやましい気持ちも正直あります。

ただ一喜一憂するものでもないのかなと思っています。

拡大志向じゃなくてもやっていける

私がアピールしないのは、事務所運営について拡大志向ではないからです。

ひとりで活動していくと決めたことで、売上を増やしていくことは考えなくなりました。

生活できるほどのお金があればまず満足です。

毎月お伺いするような顧問契約は私の事務所では設けておらず年3回にしてあります。

さらに、法人の顧問ではなく個人事業主だけにしてありますし、顧問業務だけでなく単発のご相談にも応じています。

顧問契約に依存することをやめました。

金銭面では波があります。

実際税理士社労士業のほか、

  • 年金相談業務
  • 家業経理
  • Kindle出版
  • セミナー開催
  • セミナー動画販売

などをやっています。

ひとつの仕事にこだわる必要もないと思っていますので顧問業だけで食べていこうとは思っていません。

拡大志向でもないのにいまだになんとかやっていけています。

それは無理のない事務所運営をしていることもあります。

開業間もないので大変な仕事もたしかにあります。

でもいつか花開くのかなと思うのと興味のある仕事でしたのでなんとか続けています。

お客様の立場にたったら

私はネットを見たときに、

顧問先新規〇件獲得・業務拡大中

などと書かれていたら、怖く感じます。

本当にご依頼していいものなのかと。

顧問先が増えているということは、ひょっとしたら忙しすぎて面倒を見てもらえないんじゃないかなと思ってしまうんですよね。

お客様目線で見たときにちょっと違和感を感じてしまうので、仕事が増えたアピールはしないように心がけています。

まとめ

Twitterやネットでアピールすることは大事なことだとは思います。

お客様が増えたことでPRできるというのもあるかもしれません。

私はそのPRが逆効果になってしまうと思っているので今後もお客様が増えたとしてもアピールはしないと思います。

では。

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