決算書の作成が終わって満足していませんか?

個人事業主の場合には、確定申告書とともに事業所得を計算するために損益計算書や貸借対照表などの決算書を作成しなければなりません。

この決算書作成が終わるとそのままチェックもせずに提出される方が多いですけど大丈夫でしょうか?

残高試算表は必ずチェックを

会計ソフトをお使いの方ですと、経理をし終えたあとで残高試算表を見る癖をつけておきましょう。

残高試算表とは、勘定科目ごとに1年分を集計をしたものです。

この残高試算表をもとにして損益計算書や貸借対照表を作ります。

勘定科目とは、現金や普通預金・売上高や仕入高のような科目をいいます。

勘定科目ごとに集計されていますので、例えば現金や普通預金がマイナスになっているなどのミスを見つけることができるわけです。

大きな会社では週1回残高試算表を作成して勘定科目の金額の入力ミスがないかどうかチェックしていたりするくらいです。

会計ソフトでは残高試算表を必ず出力しなくても決算書は作れてしまいます。

でも、この残高試算表は仕訳や計算上のミスなどがないかを確かめるために使われるので必ずチェックをしたいところです。

マネーフォワードでは、以下のように会計帳簿→残高試算表を選びます。

弥生会計では、クイックナビゲーターの集計→残高試算表を選びます。

freeeは以下のページでご確認ください。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/203059914-%E8%A9%A6%E7%AE%97%E8%A1%A8-%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8-%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8-%E3%82%92%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B
【事務所お知らせ】  

推移表も確認を

会計ソフトでは、1年間の各勘定科目ごとの推移を確認することができます。

各勘定科目ごとに毎月の増減をチェックすることができます。

この推移表も私は確認をするようにおススメしています。

それは、毎月発生する経費があるにもかかわらずある月が0円だった場合入力もれが疑われるからです。

そのほか、普段は使わない勘定科目に金額が入っているときの理由を確認するためにチェックをすることもあります。

このように、推移表も合わせて見ることで入力もれや金額の間違いを発見することができます。

マネーフォワードでは、先ほどご紹介した会計帳簿→推移表を選びます。

弥生会計では同じく集計→推移表を。

freeeは以下のページでご確認ください。

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/203293920-%E6%9C%88%E6%AC%A1%E6%8E%A8%E7%A7%BB-%E6%90%8D%E7%9B%8A%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%9B%B8-%E8%B2%B8%E5%80%9F%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8-%E3%82%92%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B

特に貸借対照表のチェックに有効

青色申告65万円控除を受けるために必須な貸借対照表を作成するために今回の残高試算表や推移表が役に立ちます。

例えば、現金や普通預金がマイナス表示されているのがわかったとしたら、おそらくほぼ売上や経費を集計する損益計算書も間違っている可能性が高いです。

つまり、貸借対照表をチェックすることにより損益計算書のミスもわかることになります。

また、例えば現金残高が1,500万円など事業規模のわりに大きな残高となっている場合。

本当に手元に現金が1,500万円あるのかというところが気になりますよね。

このような異常値を発見するために残高試算表だったり推移表が有効になります。

まとめ

記帳指導において決算書作成をする際には残高試算表と推移表は必ずチェックしていただくようにお伝えしています。

入力を終えると早く申告書を出してしまいたいという気持ちもわかります。

でもそのひと手間がとても大事です。

では。

タイトルとURLをコピーしました