年金事務所や街角の年金相談センターでは年金相談を行っています。
コロナが明けてから事前予約なしで受付をされて相談対応をする機会も増えてきたのですが全部事前予約でお願いできたらいいのになと感じてしまいます。
事前予約と飛び込みの違い
年金相談をお受けするときには、事前に電話ないしはインターネットでご予約をいただいている方を優先的に対応させていただいています。
事前予約をしていただいている方については、ご本人またはご夫婦のこれまでの年金の加入記録の状況や年金見込み額のご案内などを事前にお調べすることができます。
年金の加入記録の確認を事前に行うことにより誤ったご案内を未然に防ぐことができます。
以前よりも加入記録がおかしいケースは少なくなってきましたがまだまだ記録の不備があったりします。
また、添付書類が必要な場合もありますのでその際にご案内もさせていただくことがあります。
【事務所お知らせ】飛び込みのお客様ほど問題あり
一方で事前のご予約なしに年金相談を受けたいと窓口にお越しになられる方がいらっしゃいます。
「飛び込みのお客様」と言ったりしますけど、年金加入記録に不備がない場合ならいいんですけど多くの場合なぜか不備があるお客様や説明が必要なお客様が多い印象です。
事前予約をしておられないので身分確認ができるものや添付書類をお持ちでない場合があったりして当日受付ができない場合もあります。
窓口に足を運んでいただけるのはありがたいんですけど結局再度窓口にお越しいただかなければならないケースが圧倒的です。
その場でお答えできないことも多いので。
街角の年金相談センターでは、飛び込みのお客様がお越しになられた場合には次回以降事前予約をお願いするようにチラシをお配りさせていただいています。
コロナ中は事前予約だけだったが…
コロナに入る前は飛び込みのお客様も多かったようですが、コロナ期間中は事前予約だけでした。
しかし、コロナ禍が明けてから徐々に飛び込みでお越しになるお客様が増えてきています。
特に昼休みにお越しになる方が多いですね。
ただ、事前予約をしようと電話をかけたがふさがっていてつながらないから飛び込みできたというお客様もいたりしますのでなかなか難しいですね。
「事前予約を絶対にお願いします」と言ってもクレームになるだけなので言えませんが、事前予約で対応したほうがスムーズに進むのになと思うのがホンネです。
相談員のミスを防ぐ・精神的な安定のために
年金相談員をしていますと申し訳ないのですが相談時間が限られているのもあって飛び込みのお客様の時間を想定していないケースがあります。
その分あわてて年金の加入記録を確認して書類の記入案内や説明などをしていると本来事前にご予約いただいている方がお越しになられてしまうこともあります。
そうしたら書類の案内ミスや制度説明のミス、年金見込み額の案内ミスなどが発生しやすくなりますのであとで結局お客様を困らせてしまうことになりかねません。
また飛び込みでお越しになることが想定していないこともあってどんな相談をされるのか不安なんですね。
相談員の案内ミスや心の安定を考えたら、事前相談以外はお受けできないと明言してもいいのではないかと思っています。
電話がふさがっているのなら時間をおいてみるとかインターネットで予約も可能ですし、窓口に直接お越しいただいて予約を取っていただくこともできます。
正直、どうしてもこの日に対応してほしいという場合は年金相談の場合は多くありません。
申し訳ないのですがそこまで問題を放置していた自分が悪いケースも多い気がします。
なので年金相談を希望される場合は事前にご予約をしていただきスムーズな相談ができるようにご協力をお願いできたらなという希望を持っています。
まとめ
飛び込みのお客様には相当な時間お待ちいただいています。
それだけ事前に準備することが多いということなんですけどね。
相談を適切に行うためには事前予約を徹底させるようにしたほうがミス事例はかなり少なくなると思っています。
では。