ホットペッパービューティーを使って集客しているネイリスト・美容師の方は多いと思います。
ホットペッパービューティーを利用すると、予約管理・顧客管理・売上集計ができる「サロンボード」を無料で使うことができます。
今回は、サロンボードを使う場合の経理・記帳の流れと注意点を整理します。
「連携なし」でつながる2つの仕組み
ネイリストや美容師の方がよく使っているホットペッパービューティーとサロンボード、Airレジ・Airペイの関係を図にしたものです。

- ホットペッパービューティー→サロンボード:予約は自動でサロンボードに反映されます。顧客カルテや来店履歴の管理もここで行います。
- サロンボード⇔Airレジ・Airペイ:公式の連携機能はありません。サロンボードには簡易的なレジ機能が内蔵されています(2014年にAirレジの技術協力で追加されたもの)が、これはサロンボード内で完結する機能で、外部のAirレジ・Airペイとはデータ連携しません。
- Airレジ⇔Airペイ:こちらは公式に連携しており、Airレジで商品をタップすると金額が自動でAirペイに反映されます。
実務では、
- 予約・顧客管理はサロンボード
- 会計・決済はAirレジ+Airペイ
と役割を分けて、サロンボードの予約内容を見ながらAirレジ側に金額を手入力する運用がよく見られます。
追加コストはかかりませんが、入力の手間とミスのリスクは残ります。
無理に1つのシステムで完結させようとすると、連携ができずに行き詰まってしまうケースが多いようです。
minimoなど、ホットペッパービューティー以外の予約サイトを併用している場合も同様です。
minimoの予約情報はサロンボードに自動連携されません。
ただし、お客様が実際に来店して施術を受ければ、予約経路がどこであれ、スタッフはその場でサロンボードのレジに金額を打ち込みます。
この手入力のおかげで、結果的にはどの経路の売上もサロンボード上で一元管理されることになります。
【事務所お知らせ】記帳までの流れ
では、実際の経理記帳までの流れを図で説明してみます。

- 来店・施術後、スタッフがサロンボードのレジで手入力して会計します。(現金・ギフト券・ポイント・クレジットカード・その他〈QR〉を選択)
- この入力は施術日ベースで自動集計され、サロンボードの月報・売上報告に反映されます。発生主義の売上として、ここで確定します。
- 支払方法がクレジットカード・QRの場合、同時にAirペイでも実際の決済処理が行われています。これはサロンボードへの入力とは別の実際のお金の動きです。
- Airペイで処理されたカード・QR決済は、通帳やAirペイの入金明細を通じて後日まとめて入金されます。ここにタイムラグが生じます。
- 記帳の段階で、サロンボード月報(施術日ベースで確定した売上)と入金実績(実際にいつ・いくら入ったか)を突き合わせ、まだ入金されていない分を売掛金・未収入金として計上します。
レジの手入力は省略しない方がいい
経理を効率化したいからといって、サロンボードのレジへの手入力を省略するのはおすすめしません。
この手入力は「経理のため」だけでなくサロン運営そのものに必要な情報だからです。
- 顧客管理・カルテ(来店履歴、施術内容、次回提案など)
- スタッフ別・メニュー別の売上分析(誰がいくら売り上げたか、指名料の計算など)
- ダブルブッキング防止や当日の来店状況の把握
記帳の効率化を考えるなら、
という、レジ入力とは別次元の工夫として考えるのが現実的です。
まとめ
今日の内容をまとめます。

ほかにもいろいろな経理のしかたがありますので一例に過ぎません。
ただどこに作業時間を割いてチェックをすべきなのかを考えておくことが大事です。
では。
