年金相談は週1日が限界

今年5月から街角の年金相談センター(以下、年金オフイス)や年金事務所で年金相談に従事しています。

まだまだひとりで完全にお任せされるほどの実力もないのに相談員としてカウントされてしまい連日知識のなさに唖然としながらやっています。

情けなさもあるのと、責任感で押しつぶされそうになりとても疲れてしまいます。

週1日しか入らないと決めた

それでもなお今までなんとか続けられているのは、「年金相談は週1日しか入らない!」と決めたからかもしれません。

もちろん毎日年金相談に従事すれば年金の知識も入りますし、事務所内のやり取り書類管理なども勉強することができます。

しかし、年金オフィスは自宅から往復3時間。

近くの年金事務所で自宅から往復2時間かかります。

丸1日年金相談をお受けするとどうしても疲れます。

以前、週2~3日のペースで年金オフィスにて実習を受けようと計画を立てて挫折していることもあり、無理をしたくない気持ちのほうが強いです。

体力・気力が奪われる

年金相談に来られる方にもいろいろな方がいて、素直にお話を聞いていただける方もいれば、無理難題を突き付けてきたり納得がいかなとわめく人もいます。

1件相談に来られるとやっぱり間違ったことを言えないプレッシャーもありますので気力がすり減らされるわけです。

行政サービスならではだな、という感じではあります。

受け付けた年金請求書はマニュアルにのっとってチェックシートを作るわけですが、限られた時間内で、

  • お客様対応
  • 事跡登録
  • 請求書類審査
  • チェックシート完成
  • 並び替え

などをこなさないといけません。

処理が終わらないと次から次へと人が来るわけで、休憩もゆっくり取れなかったりします。

体力も知らないうちになくなってしまいます。

こんなにあわただしく仕事をしないといけないのは私たち社労士のせいなのだろうか?と考えてしまうことがあります。

年金相談を希望する社労士が少なくなっているのも分かる気がします。

【事務所お知らせ】  

「自由な時間を作る」に反する

年金オフィスは往復3時間、最寄りの年金事務所でも往復2時間。

私の場合は電車ですけど、車で行ったとしてもこのくらいの時間がかかります。

私が独立した理由の一つとして、平日でも自由な時間を作ることにありました。

しかし、今の状況は全く逆です。

週1日は丸1日年金相談をしているのです。

自分の意思に反しているためストレスはたまってしまいます。

しかし、まだ社労士としては新人ですのでお金を稼ぐという意味においてはやるしかない感じです。

ただ、いつかはこの状況を脱する方法を考えていかないと行き詰ってしまいそうな気がしています。

一度やってみてよかった

ただ年金相談をやってみてよかったのは、つらいこともあるけど週1日ならなんとか乗り越えていけるとわかったことです。

1日相談に入ると反省してしまいますが、週1日で終わるからこそ次の日は別の仕事をしたり自分の時間を持てるんですよね。

もしこれが「週5日入ってください」と言われたら絶対お断りしています。

別の仕事をしていたでしょう。

でも県会で年金相談に従事する社労士仲間に恵まれたこともあり、私と同じような悩みをお持ちの社労士にも出会うことができました。

みんな同じなんだなと思えるとほっとしたんですよね。

最近も相談時にミスをして落ち込みました。

でも指導社労士を含め誰一人として怒ってくることはありませんでした。

それよりも指導していただき今後は気を付けるようにと注意してくださることに感謝しているんです。

自分が自信なさげに対応していることも指導社労士は見てくれていました。

「大丈夫だから」

何度も言ってくださっているにも関わらず落ち込む私。

ほんと向いていないんじゃないかなと何度も思うんですけど、なぜか次の日になると気分が入れ替われるんですよね。

反省しないことはないです。

でも、まだ1週間あるという気持ちの余裕があるだけでも週1日にしてよかったかなと思えます。

余裕を持った仕事ができる

年金相談を週1日にしていることで税理士業務にも時間を割けることができています。

そのほか、自主セミナー開催やブログ・メルマガを書く時間も十分作ることができています。

もちろん年金の勉強をする時間も作れますし、全体として余裕を持った仕事ができています。

仕事とプライベートを両立させることができているんですよね。

週1日は年金相談で丸々仕事になりますけど、それ以外の日でゆっくりできていればいいかなと今は思います。

年金相談の日も楽しみを作る

最近、年金相談に入る日にも楽しみを見つけるようにしています。

年金オフィスに入るときは、ランチと夕食は和歌山市内で食べてくるようにしています。

ランチの店を探したり、毎回違うメニューを頼んだりするのが楽しくなってきました。

また、指導社労士とお客様がいない間にお話をしたりすることで気分を紛らわせるというか緊張感が一瞬落ち着きます。

夕食時は好きなものを食べてゆっくりしてから帰っています。

そんな楽しみを持つことも自分を追い込まないようにするには大事なことだなと感じます。

まとめ

今回は年金相談を週1日にしている理由を書いてみました。

正直これくらいのペースが自分にあっていました。

ほんと毎日相談対応している社労士を見ると頭が下がります。

では。

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