誤字脱字より結論誤りが怖い

実務書や資格試験のテキストなどを読んでいると、時々「あれ?」と思うことってありませんか?

「この表現おかしくないか」って。

もちろん誤りがないのに越したことはないのですが、誤字や脱字はまあしかたないなと感じる一方で、結論が違ってしまうのは問題かなと感じています。

私も気をつけないといけないなと…。

暗号資産(仮想通貨)の入門書を読んでいて…

先日暗号資産取引の入門書を読んでいた時、確定申告の説明のところで引っかかる部分がありました。

ビットコインの一方が利益・他方が損失の場合は損益通算できない

と。

ビットコインから得た所得は雑所得として課税されるわけですが、その雑所得内の損益は相殺できると思っていたのです。

専門書を複数確認しましたけど雑所得内の損益は相殺できることがわかったので、損益通算できないというのは違うなと思ったわけです。

でもここまで言い切られると「あれ?ホント?」と不安になるわけです。

誤字脱字は許せる

前後の文章を読んで明らかにおかしいと思えるものならまだ許せます。

よくあったのは資格試験のテキスト。

法改正が絡んだりして急いで作成されたと思われるものは、誤字や脱字が多い印象でした。

例えば簿記のテキストですと、

  • 漢字誤り
  • 計算結果が明らかに違う(100円-50円を100円にしているなど)
  • 数字誤り(6と9など)

これらは訂正すればいいだけですのでまだ許せるのですが…。

あまりに訂正箇所が多いとイラっとしますけどね

結論が違っていると問題

先ほどの仮想通貨の入門書のように、結論が違っていると混乱をしてしまいますよね。

損益通算ができないとなると、例えば利益+50万円、損失-50万円なら、

相殺できる:0円
相殺できない:+50万円

と利益が出ることになり、これをもとに税金計算をするので税金を多く納めてしまうことになります。

入門書ですから仮想通貨取引が初めての方向けに書かれていると思いますので、税金について詳しくない方もいらっしゃるかもしれません。

入門向けだからこそ正しく書いたほうがよかったのかなと。

もちろん、書いた方自体がご理解されていなかったのかもしれませんが。

自分は大丈夫か再確認

今回思ったのは、自分はこのブログ記事を書いてきて本当に正しいことを書けているのかどうかを改めて確認しないといけないのかなと。

でもあまりに突き詰めすぎるとブログ記事が書けなくなりそうですが、読んでいただける方からのご指摘で訂正できるのかなと。

目くじらを立てるほどでもないですが気になったらお伝えするのもお互いのためなのかなと感じたりしています。

もちろん自分の投稿する記事でウソはつきたくないです。

ただ大きな間違いがあったりするかもしれませんので、今後もし間違いがあったらご連絡いただけるとすごくありがたいなと思います。

まとめ

本を読んでいて「あれ?」と思ったら、ほかの本を読んでみたりネット検索したりして似たような記事を探すようにしています。

同じ答えが複数あればそれは正しいという回答に近づきます。

あとは根拠を自分なりに探していくことになりますが。

深入りすると本自体が読めなくなってしまうので無理はしないようにしています。

では。

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