試験直前期の過ごし方

税理士試験が今年は8月18日から行われることが決まりました。

今年はコロナの影響で準備に苦労されたことが多いかと思いますし、そんなときに受験することだけでもまず素晴らしいと思います。

私ならきっと心折れていたかも。。

これから税理士試験だけでなく社労士試験でもその他の試験でも、私が直前期にどう過ごしていたかを書いてみたいと思います。

体調管理と生活リズムを整える

直前1カ月弱ですが、まずこれから始めました。

試験開始時間から、試験会場に着くまでにかかる時間を逆算して家を出る時間を考えていました。

働きながらの方は、もし試験時間が午後からでもいつもの時間に起きておくことをお勧めします。

朝食は抜かず、試験会場には早く着いておくのは鉄則かなと。

あと、今年はマスクは予備も含め必要ですね。

今年は急に真夏になりそうですので体調管理に気を付けて、できるだけ睡眠時間を多くとるように心がけたいところです。

範囲を広げない

もう残りわずかです。

ご自身で範囲を決められている方はそれでいいと思いますが、もし手当たり次第に問題を解いているのなら不安要素が増えるのでお勧めしません。

私はどの試験でも、直前期は勉強する教材や範囲を絞っていました。

すべてに手を付ける余裕がなかったのと、いろんな問題に手を付けて不安になるのが嫌だったのです。

具体的には、直前期の答練と公開模試だけです。税理士試験ですとTACの直前期答練と公開模試10題とか。

この時期に過去問を解くのは遅いと思うので、もし解いてなくてもいいので答練と公開模試だけに絞ります。

改正事項や過去問も織り込んで作成された答練は確実にものにしておくべきです。

答練で出た範囲で分からない論点や間違えた論点があれば、解答を確認したうえで持っているテキストなどで確認するようにしていました。

捨ててもいい論点も説明されると思いますが、答練に出た論点はランク構わず解きなおしてました。

税理士試験では、計算の他理論も出題されます。

答練では理論の出題は応用理論がメインになってきますが、出題された問題から個別理論に落とし込んで暗記したりしていました。

解答の一部に個別理論が使われていたら、その部分の理論マスターを暗記するという感じです。

とにかく答練に出ている論点は計算でも理論でも重要性の高いものが出題されていますので、それをうまく活用すればいいと思います。

正直たかが10題かもしれませんが、しっかりとやれば逆転可能です。

他の試験も直前期は答練と公開模試ばかり解いてました。

ただ、絶対正解する問題は解かないという判断はしてもいいと思います。

とにかく間違えた問題だけをひたすら繰り返す。

社労士試験は、TAC直前期の答練。

建設業経理士試験は、大原の直前期の答練と直前テキストだけしかそもそも勉強してません。

時間がない人は特におすすめです。

仕事との兼ね合い

働きながらですと、平日に試験が行われたりすると仕事を休まなければなりません。

そのために事前に上司に許しを得て休暇を数日取得することも必要ですし、仕事も若干前倒しで進めていくことも考えておくべきでしょう。

仕事はおろそかにしないほうがいいかなと。

私は、税理士試験だけ平日でしたので、試験日のみ休暇を取りました。

それだけでも気を使いました。

そのため少し前から事前に税務調査の準備を早めに進めるようにしたり、仕事の内容にメリハリをつけて急ぎのものから片づけるようにしていました。

また、他の試験では事前に休暇を取得することはなかったですが、仕事は前倒しで1週間前は若干ゆとりを持ち残業はせず飲み会もお断りしていました。

まとめ

試験までもう少しです。

直前期って、すごく大事な時期だというのはご存じかと思いますがどうしたらいいのか分からなくなる時期でもあると思います。

とにかく試験に合格するために何をすべきか、参考になればいいなと思います。

では。

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